丸十パンについて

丸十という名前の由来

甲府より東にある甲州市(旧塩山市)出身の「田辺玄平」さんが、明治34年アメリカに渡りパンに接して、日本との「食のカルチャーショック」を受けました。胃腸の弱かった彼は、パンが胃腸に負担の少ないことを知りパン作りを習得。

明治44年太平洋の荒波にもまれ、日本へ帰ると早速パン屋を始めました。当時は冷蔵庫などない時代でしたから、パン作りに必要な酵母(イースト)は管理がとても大変でした。パン作りに励むかたわら、苦心に苦心を重ね、大正2年に安定した酵母作りに成功。従来のパンとはまるで違うおいしいパンで、アメリカで学んだパンよりいいものができるようになり、瞬く間に評判になりました。

それを伝え聞いた新し物好きな創業者梅本静枝は田辺氏から職人を派遣してもらい、従業員に技術を習得させ開業しました。大正10年(1921)10月のことでした。

この田辺さんの家紋が「丸」に「十」の字だったので、そこで修行し店を持った人が関東近辺にはたくさんいらっしゃいますが、ほとんどが「丸十」を名乗っており、現在は商標登録制で組合員だけが使える商標となっています。

本 店

1921年10月、当時としては珍しいイースト(酵母)を使った県内最初のパン専門店をオープン。食パン、あんパン、甘食などが当時のメニューであったと思われます。

当社人気メニューNo.1のレモンパンは、昭和10年頃にはあったそうです。ですからもう80年以上変わらない人気商品です。

第二次世界大戦中の物資の乏しい中を潜り抜け、現在四代目となっております。菓子パンや食パンだけでなく、フランスパンを始め世界のパンを取り入れ、皆様の食を担う心構えで『おいしい』『安全』『健康』を目指しています。

竜王店 

1998年5月あまのパークス竜王店に出店。当時の本店とは別の、トングによる販売形式を初めて取り入れました。本店の主力メニューはもとより、竜王店のみのメニューも揃ってお楽しみいただけます。パークスでお惣菜が決まったら、仕上げは焼きたてのフランスパンはいかがでしょうか。それだけで、普段の食卓が「晴れ」の食卓に変わります。パン職人によるパンの数々、お召し上がりください。

1968年頃の弊社
1968(S43)頃の当社社屋
現在の当社
現在の当社